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FX短期売買で力を発揮するストリーミング注文の方法

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はじめに

FX取引には様々な種類の注文方法があります。最近人気があるのが、相場の値動きを見ながら、ワンタッチでポジションを構築したり、決済できる、「ストリーミング注文」です。

ストーリーミング注文の方法を、GMOクリック証券のiPhoneアプリ、「iClickFX」の「スピード注文」を例にご紹介します。

ダウンロードはこちらから:iTunes App Store - iClickFX

ストリーミング注文とは

ストリーミング注文とは、リアルタイムのチャートや価格を見ながらワンクリック(あるいはワンタップ)で売買できる手軽な注文方法です。

設定によっては、一つの同じ画面で新規注文と決済注文の両方を完了することも可能で、超短期の売買に最適です。

スピード注文画面と注文方法

注文画面の説明

  • 画面上部にある 「USD/JPY」をタップすると、注文したい通貨ペアを選ぶことができます。
  • その下のレート部分は、青色と赤色のボタンがあります。青色は売り注文、赤色は買い注文です。ワンタップで注文が完了します。
  • 注文ボタンの下には、現在のポジションの詳細が表示されます。リアルタイムの損益も表示されます。
「ポジション」とは、自分が買った(あるいは売った)通貨の事を指します。売り注文を出した場合は「売りポジション」、買い注文を出した時は「買いポジション」を持っていると言います。
  • さらにその下には「全決済」ボタンがあります。「全決済を有効にする」をオンにして、全決済ボタンをタップすると、今持っているポジションを全決済で来ます。

全決済ボタンで決済注文を出すと、スリッページ制限なし(注文のレートが価格の変動に合わせてずれてしまう事をスリッページといいます)になってしまいますので注意してください。瞬間的な価格変動で、思ったレートで注文が通らず、思わぬ損をしてしまう場合があります。
  • その下にワンタップあたりの取引数量を入力することができます。

新規注文

  • STEP1: まず、アプリを起動し、ホーム画面にある、スピード注文のボタンをタップします。

  • STEP2: 次に、画面上部の通貨ペアのボタンで、取引する通貨ペアを指定します。

  • STEP3: リアルタイムで為替レートが表示されています。

売り注文を出す場合は、青いレートのボタン(売)をタップします。
買い注文を出す場合は、赤いレートのボタン(買)をタップします。

これで、画面中央部のポジション情報が更新されると、新規注文は完了です。

通貨を買い増ししたい時は、STEP3をくり返します。

決済注文

決済注文を同じ画面で済ますためには、設定で両建て(同時に売り・買い両方のポジションを持つこと)機能をOFFにしておく必要があります。

新規注文と同じように、先ほどの「スピード注文」画面でレートのボタンをタップします。

売りポジションを持っている時には、赤い買いのレートボタンをタップすることで決済されます。
買いポジションを持っている時には、青い売りのレートボタンをタップすることで決済されます。

FX取引は、通貨を安値で買い、値段が上がったところで売る(あるいは、通貨を高値で売り、安値で買い戻して)利益を上げる投資方法です。ですから、持っているポジションの反対取引をする必要があります。

スピード注文の設定画面

スピード注文の設定を変えることで、より使いやすくなります。

  • STEP1: アプリを起動し、ホーム画面の「設定」をタップします。

  • STEP2: 設定画面をスクロールして、「スピード注文」という項目の下から、設定したい通貨ペアを選びます。

複数の通貨ペアの設定を変更したい時は、それぞれの通貨ペア毎に設定する必要があります。

通貨ごとの設定方法

  • 対象の通貨ペアを選ぶと、デフォルトのスリッページ、ワンタップあたりの取引数量を入力できます。
スリッページ設定とは、注文したレートと、注文が実際に成立したレートの誤差の許容範囲の設定です。スリッページ制限なしにしておくと、思わぬレートの変化で、損をする場合がありますので、必ず設定しておきましょう。
  • 両建ボタンをオンにすると、売りポジションと買いポジションを同時に持つことができます。ただし「スピード注文」画面からは決済注文を出せなくなります。

  • 決済順序は、複数のポジションを持っている時に、どの順序で決済して行くかを設定できます。

FIFOはFirst In First Outの略で、最初に購入したポジションから決済していきます。逆にLIFOはLast In First Outの略で、最後に購入したポジションから順に決済していきます。

おわりに

短期のトレードをくり返して、小さな利益を積み重ねていくトレードスタイルの方は、ストーリーミング注文が大きな武器になります。注文を送らせる確認画面が表示されることもありませんので、ストレスなく注文できます。

(Photo by amanaimages)
(Photo by 著者)


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